2025年12月12日
今回は、長年ご使用されてきた和室の改修工事についてご紹介します。 畳や襖の経年劣化、そして大きなタンスが使いにくいとのお悩みから、和室をより機能的で快適な空間にするためのリフォームをご依頼いただきました。
工事前のお部屋の状態がこちら


まずは、内窓設置のために壁厚をふかす(厚くする)工事から。
既存の壁に下地を組み、断熱材を充填した後、石膏ボードと壁紙で仕上げました。 この壁厚の調整により大きな窓枠の取付ができ、内窓が設置可能になります。内窓は断熱性・防音性・結露対策として、和室に限らず人気のリフォーム工事です。

これまでお使いだった大きなタンスは撤去し、クローゼット収納を造作しました。従来の押入れとは違い、扉を開けるだけで中身全体が見渡せるため、収納物の把握がしやすく探しものの時間が減り、日常のストレス軽減にもつながります。

その他に畳を新調し、襖を貼り替え、壁紙も張り替えました。畳や襖は和室ならではの魅力がありますが、経年劣化が目立つと空間全体が暗く見えがちです。今回の工事により、明るく清潔感のある空間に生まれ変わりました。

和室は日本の住まいにおいて伝統的な空間ですが、ライフスタイルの変化とともに使い方や快適性を見直すことで、より暮らしやすく進化します。畳の質感や襖の滑らかな開閉はそのままに、収納・断熱・室内環境の向上が実現しました。また、和室ならではの間仕切りとして使われる襖は、生活スタイルに合わせてモダンな建具にも変更可能です。
・長年使ってきた畳や襖の劣化が気になる
・収納スペースを使いやすくしたい
・冬の寒さ・結露対策をしたい
・和室を現代的で快適な空間にしたい
和室リフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にカナエルまでご相談ください。現地調査・プラン提案・お見積もりまで丁寧に対応いたします。
木村