2025年2月14日
築50年の和室をリフォームしました。
木部はタバコのヤニで茶色くなり、摩擦の影響を受けやすい柱はシミや汚れが目立ちます。
砂壁は経年劣化で表面がぽろぽろと剥がれ落ちます。
畳は歩くとふかふかと沈むところがあります。
木部は灰汁あらいを行い、シミ抜き用の溶剤を塗り汚れを浮き出し落としていきます。
沈むところの床根太を補強し合板下地は新しく入れ替えました。
天井と壁は壁紙を貼りました。
鴨居が垂れ下がり動かせなかった襖や障子は新しいものを作りました。
照明器具は麻の葉、青海波、七宝、3種の伝統模様を貼り合わせた意匠です。
伝統的な凜とした空間で居心地がよい和室になりました。
現状のままで有効活用できていない場合は洋室や和モダンな空間に変えることもできます。
和室リフォームについてお困りごとありましたらご相談ください!
加藤 まさよ