2023年10月23日未分類
前回に引き続き、和室を洋室にしたリフォームをご紹介します。
竿縁という横木をわたしており日本建築でよくみられる竿縁天井や
天井の一部を上に凹ませるようにした折り上げ天井は
平らな天井よりも格式が高く昔のお城では格式の高い部屋に使われていました。
上質な日本の住まいで見られるものです。
和室の雰囲気を残した洋間をご希望で、風情のある天井はそのまま生かすことにしました。
畳をフローリングに張り替え、砂壁をクロス張りにし、障子や襖紙も新しくしました。
リビングから和室の開いた戸襖を眺めると、 まるで1枚の絵のようにも見え、緑色のソファーと重なって、遊び心をくすぐります。
色の組み合わせをお考えになるのが楽しみなお施主様によって、和モダンな洋室になりました。
加藤まさよ