2021年11月22日未分類
先日お客様の現場で、「追加でコレも処分してほしい」とのことで、処分されるものを拝見したところ、上の写真でした。こちらは何か分かりますでしょうか?
そうです!昔の便器です!
調べたところ、明治の時代にあった便器で、陶器型トイレの初期のタイプとのこと。
それ以前は、トイレ(トイレというよりも和風便器)も木製だったとのことで、耐久性を高めるために木製から陶器へと移り変わる時代の便器みたいです。
今の便器と形状が全く異なりますが、当初の形状は、木製を模した角型だったとのこと。
表面に絵柄を施してあり、当時は高級品だったそうです。
その後、品質を高めるために高温で焼成するようになり、ひずみの出にくい、現在の和式トイレと同じ、小判型になったそうです。
こちらは農家さんのご自宅で、倉庫に眠っていたそうです。
トイレの歴史を知る、良い勉強になりました!
友田